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Le Journal de NICHE

ヨガと表情筋トレーニングインストラクターのブログです。

はじめましたBlog

はじめましてmihoca(美保香)です。

今日からヨガのこと表情筋のこと、レッスンスケジュールやその他、思いつくまま思い出すままに少しずつ書き留めていこうと思います。

 

まず、初回の今日は「初めの第一歩 ~決断~」について。

 

少し前までの私は、趣味でヨガをやる普通のOLでした。

定年退職後にヨガでも教えられたら良いなあ・・・くらいの感覚でインストラクターの資格だけは持っていましたが、どこかのヨガスタジオのオーディションを受けに行くだとか、あるいは教室を開くだとかは全く現実味のない話でした。

 

そんな私が今回なぜ一歩を踏み出せたのか…それは1冊の本のおかげでした。

 

その本とは、齊藤正明著「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」です。

この本は会社員時代の著者が、新製品の開発のためマグロ漁船に乗りこみ、猟師さんたちと過ごした約40日間の記録です。厳しい環境の元、漁を通して培ってきた猟師さんたちの知恵が満載の本ですが、その冒頭に、以下のような著者と船長さんとのやり取りが出てきます。

船長は、「齊藤、お前、本当に船に乗るんか?」と聞いてきました。

私…「えーと、一応、乗ろうとは思うのですが、でも、体調のこととか、

   いろいろ心配で、ちょっと迷いぎみです」

船長は、私のモジモジした言い方を聞いて、口調を変えずに淡々と話しま

す。

 船長…「ええか、齊藤。おいどーらがマグロを採りに行くとき、一番大事

    なことを知っちょるか?」

私…「いえ、知りません」

船長…「それは『決める』ことど。おいどーらも、どこにマグロがいるか

    なんてわからん。情報を集めて、『ここで漁をしよう』と、えい

    やで決めちょる。当たり前じゃが、そこにマグロがいるなんて保

    証はねーんど」

私…「保証がないのに、決めるのって勇気がいりません?」

船長…「そりゃ、勇気がいるに決まっちょろーが。でもの、決めないとい

    つまでも海をウロウロすることになるんど。どうぜ、ウロウロし

    たって、『ここでならマグロが必ず捕れる』なんてわからんど。

    それであれば、早く『ここで漁をする』と決めて、漁をしたほう

    がええ。マグロが捕れるかどうかは、じっくり考えても、すぐに

    決めても、結局、確立は50%ど。それであれば、早めに舵を取

    ったほうがええ。ダメだったら次の漁場に移動すりゃええことじ

    ゃねーか。決めた回数を多くすれば、漁ができる回数も増やせる

    からの」

 

著者がマグロ船に乗ることは、はじめから全て上司によってお膳立てが出来上がっていた話で、逆らえるはずもなく、泣く泣く承諾したそうです。それでも漁港まで行って船長さんに引き合わされたこの段階でも、迷いは消えていなかったのです。

結局、じっくり考えてもすぐに行動に移しても成功するかどうかは50/50。著者はこの言葉に背中を押され、マグロ漁船に乗る覚悟が決まったと記述しています。

 

こんな貴重な体験と一緒にしてはいけませんが、教室を開いても誰も来なかったら・・・そんな日々が続いたら・・・誰か来ても気に入ってもらえなかったら・・・開業前に考えるのは失敗のイメージばかり。プラスのイメージはゼロ。自信もゼロです。

それでも「決める」ことが一番大事。一番大事なことを一番後回しにしていた自分に気づき、私も齊藤さん同様、「船出」を決意しました。