ろうそくの灯り
初めの第一歩に続いて、きっかけについて。
私がヨガインストラクターになろうと思ったのは、今から7年前のこと。
ヨガを習い始めて2年が経っていた。
最初は転職のつもりだったが、養成コースで勉強をしていくうちに、ろうそくになりたい、と思うようになった。
こんなフレーズを聞くと、たいていの人は気味悪がるだろう・・・[#IMAGE|S15#]。
でも正直な気持ちだ。
ライトワークという仕事(?)使命(?)を帯びた人々がいる。
太陽のように自分自身もいつも光り輝いているような人、月のように静かに穏やかに人を照らす人、ろうそくのように暗い所に少しだけ光を灯す人・・・
太陽のようにいつも明るく、人々に大きな恩恵をもたらす存在にはなれそうもないが、ろうそくだったらなれるかもしれない。
暗いところを少し照らす、転んで怪我をしない程度に、いわば必要最低限の灯り。
それだったら未熟者の自分にでも頑張ればできるかもしれない・・・。
それからは自分の生きる方向性として、「ろうそくの灯り」が心のどこかにいつもあった。
それだったら未熟者の自分にでも頑張ればできるかもしれない・・・。
それからは自分の生きる方向性として、「ろうそくの灯り」が心のどこかにいつもあった。
なので、ウェブのメイン画像もろうそくに。 http://findyourniche.jimdo.com
少しの風でも消えてしまうことがあるろうそくの灯りだが、
見る人によっては暗い所に輝く存在となるのかもしれない。
"How far that little candle throws his beams!
So shines a good deed in a naughty world."
'The merchant of Venice' William Shakespear
「あんな小さなろうそくの光が何と遠くまで届いていることか!
これと同じように、善い行いも汚れた世界で輝くのですね」
ウイリアム・シェイクスピア「ヴェニスの商人」より
陰があるから光はそのコントラストによって存在しうる。
陰がなければ光のありがたみは薄れる…
「ろうそくの灯り」というコンセプトは、陰が先に存在している、というのが大前提だが、
眠るときに暗くなければ眠れないという人もいるように、陰は必要なものなのだろう。
また、常に明るく輝いている人、あるいはそのような状況に疲れを感じることがあるのは私だけなのだろう…。