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Le Journal de NICHE

ヨガと表情筋トレーニングインストラクターのブログです。

呼吸する(2)。【片鼻のアヌロマ・ヴィロマ】

ヨガ

日々の生活の中で、私たちの心身には本人が意識するしないかにかかわらず、さまざまなストレス(刺激または負荷と言ってもいいでしょう)がかけられています。

 

ストレスと聞くと、「厄介なこと」または「悩み事」などと解釈しがちですが、それ以外にも物理的なストレス、たとえば、騒音がうるさい、暑い、寒い、明るすぎるなどといったものがあげられます。知らず知らずのうちに溜まったストレスは、いつか体調不良という形で私たちに訴えかけるのです。

 

以前、「力を抜くということ その1」の中でも書きましたが、現代人は力を抜くことのほうが難しいのです。力は入れられるけど、抜くことができない、いわゆるリラックス=脱力ができないわけです。力が抜けないならいったん力を入れて、そこから一気に脱力、というのがヨガの「シャバ・アーサナ」です。

 

もうひとつ、リラックスのためには呼吸法がありました。前回「両鼻のアヌロマ・ヴィロマ」でご紹介しました。

自律神経の働きや筋肉の働きを正常化し、心身共にリラックスした状態を維持するために、日常生活にも積極的に採り入れたいものです。

 

 

今回は、片鼻ずつで呼吸する呼吸法を紹介します。右鼻で吸って吐きしばらく繰り返します。次に左鼻で吸ってきしばらく繰り返します。

 

風邪などで鼻が詰まっていない限り、口呼吸をしていない限り、両鼻を平等に使って呼吸していると思っていませんか…?実は、人間の鼻は数時間おきに左右どちらかの鼻を休憩させるようにできているのです。つまり、普段から片鼻ずつ呼吸しているのです。通常は自律神経によりこの左右の切り替えはコントロールされていますが、効果や目的はよく分かっていないそうです。

 

意図的に片鼻ずつ呼吸することにより、左右の鼻の通りをより繊細にコントロールすることになります。また、アヌロマ・ヴィロマの最後のパターンである、左右交互に行う呼吸のプラクティスにもなります。

 

 

 

 

【片鼻のアヌロマ・ヴィロマ】

 

<右鼻のみで呼吸をする>

 

1.楽な姿勢で座る(椅子・床、どちらでもOK)。気道はまっすぐ確保。

 

2.顔の筋肉も含め体中をリラックスさせる。

 

3.右手の人差指と中指を握りこみ、薬指で左鼻をふさぐ。

 

4.右鼻からゆっくりと息を吸い込む。

  息が入って来るときに、新鮮なエネルギーに満たされるのを意識する。

 

5.右鼻からゆっくりと息を吐き出す。

  息が出て行くときに、体の中で使い古されたエネルギーが出ていくのを意識する。

 

6.何回か繰り返す。繰り返している間に体全体がリラックスしていることを意識する。

 

<この後、左鼻のみで呼吸をする>

上記の1.2.の後、

 

3.右手の親指で右鼻をふさぐ。

 

4.左鼻からゆっくりと息を吸い込む。

 

5.左鼻からゆっくりと息を吐き出す。

 

6.何回か繰り返す

 

 

吸息と呼息は1:1の割合でも良いですし、1:2でもOKです。

1日のうちに何度でも、気づいたらいつでもどこでも実践する、というように実践してみてくださいね。

 

次回は左右交互のアヌロマ・ヴィロマをご紹介します。