Le Journal de NICHE

ヨガと表情筋トレーニングインストラクターのブログです。

笑いの効果 ~作り笑いも健康法!~

前回に引き続きテーマは「笑い」です。

古くから「笑う門には福来る」と言われているとおり、笑いには福を呼び寄せる効果を始め健康効果、美容効果があると言われています。
 
 
・免疫力がアップ
  免疫力の中心的細胞「NK細胞」の数がや働きが適正化
・血糖値が下がる
  血糖値を下げるインスリンの働きが正常化  
・血圧の上昇を抑える
  血圧を上昇させるノルアドレナリンの放出を抑制
・アレルギー改善
  アレルギーを引き起こすIgE抗体が減少
・幸福感、快感、精神の安定をもたらす
  エンドルフィン、ドーパミンセロトニンの分泌が促される
・リウマチの治療にも効果
  免疫系統が自分の細胞・組織などを攻撃した結果発生する炎症をさらに悪化させる物質(IL-6)が減少
・肌のつやや血色にも効果的
  表情筋を動かすことによる血行促進
 
 
 
など、笑いの効果は数々ありますが、要するに副交感神経が優位になるということが理由のようです。
現代はストレス社会といわれるように常に何らかのストレスにさらされているので、自律神経のうち交感神経が優位になっています。
リラックス時に優位になるもう一つの自律神経、副交感神経はストレス下ではあまり活発に働いていません。
その副交感神経が笑うことにより優位になった結果、上記のような状態になるというもの。
自律神経のバランスが整い正常化するということです。
 
 
フィジカル面でもメンタル面でもいつも笑いのある生活というのはスバラシイですよね。
 
私はどんなときでも見たら笑えるものを手元に置いておく!ことにしています。
例えばギャグ漫画とか。
 
 
ただ、この笑いの効果で特筆すべきは、作り笑いでも効果があるという点。
 
口角やほほの筋肉が上がると、脳は「この人は笑っている」と誤認知すると言います。
 
 
いつも笑顔でいられれば一番良いのですが、そうも言っていられない場合には良いですね…。
そう考えると、周りに作り笑いの上手な人がいたら、「あーこの人は性格が悪いんじゃなくて、健康法としてやってんのね」と思うようにすれば気も楽ですね。