Le Journal de NICHE

ヨガと表情筋トレーニングインストラクターのブログです。

作り笑いを見抜く方法!? 左右非対称な笑顔にご注意!?

最近笑いについて改めて考えています。

 
 
今を去ること5ヶ月前、プロフィール写真を撮りに行った時のこと。
 
フォトグラファーの方に「カメラ目線じゃなくて自然な表情をとらえたスナップ的な写真をプロフィール写真にしたい」
との意向を伝えました。
 
そこまで言ったのだから、雑談でもしながら自然光の元で撮るのかな!?と思いきや、返ってきた答えは、
 
 
「じゃあ、その顔をしてください」
 
「はっ!?(注;心の声です)」
 
 
できる訳がないだろう!
だから自然な表情を撮ってくださいって言ってるぢゃん!
 
その結果、100枚くらい撮りましたが、自然なものもあり、不自然なものもありました。
 
 
人は表情を無理に作ろうとすると、顔の右半分より左半分がより「作った度合い」が強く出るそうです。
要は左右非対称になり、左半分の方が表情を作ろうとして大きく動くのだそうです。
 
その他作り笑いの場合は、口の周りは動いているものの目の周りは動いていなかったり、笑顔が突然終わったりするそうです。
 
私も例外ではなく、「右側の口角があまり上がらないようですから、注意して上げてください」とフォトグラファーに言われる始末。
日ごろ仕事で、「筋肉の柔軟性を取り戻しましょう!」「いくつになっても筋肉はトレーニングに応えてくれます!」なんて言っているのに、
いざとなったら表情一つも動かせないのかと思って愕然としました。
 
 
作り笑いは男性より女性の方が上手にできるというデータもあるそうです。
また文化や環境によっても「笑い」がいつどのような状況の下で出てくるかも違ってくるそうです。
 
インドネシアのある部族は儀式の中で怒りながら笑ったり、アフリカの別の部族では悲しい場面でも笑うことがあるそうで、
日本人でもあまり感情をあらわにしてはいけないと思う場面では、感情を隠すためやあるいは、場の雰囲気を壊さないために、
中途半端な笑顔になってしまうというケースも多々あるでしょう。
 
 
「作り笑いは健康法の一つ」と前回お伝えしましたが、作り笑いを見破られないようにするためには、それなりの努力が必要のようです。
左右非対称の笑顔を見たらご用心!?