Le Journal de NICHE

ヨガと表情筋トレーニングインストラクターのブログです。

旧尼崎発電所

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阪神電鉄の旧尼崎発電所
 
仕事で尼崎を訪れた際、偶然見つけたレトロな建物。
 
阪神電車に乗って海側を見ていると尼崎駅に着く直前に忽然と現れるレンガ造りの建物である。
 
明治37年に建てられ、現役時代は火力発電所だったそうで、すぐ脇を走る阪神電鉄を始め沿線の地域にも電力を供給していたそうだ。
 
現在は倉庫として利用されているとか。
 
別に京都や奈良といったメジャーな古都ではなくても、当たり前のことだが身近なところにも歴史は必ず残っているのだ。
 
 

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付近には尼崎城址や櫻井神社、市立中央図書館がある。
 
そばを流れる庄下川の両岸に桜が咲く時期になれば、なお一層雰囲気が出る一角だろう。
 

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尼崎城址から見た夕暮れの発電所
 
城址の木々や背後に見える高層マンションとも絶妙に融合した風景となっている。
 
ちなみにこの建物、尼崎市によって「まちかどチャーミング賞」に輝いた建物だそうだ。
 

手作りキャンドル

手作りを始めたのはいつごろだっただろうか…

ロハスなどといったちゃんとした(?)主義・主張があってのことではない。
単に「けち」が高じて手作りに至ったまでだ。
 
中でもキャンドルや手作り化粧水、雑貨などが好きでときどき作っている。
キャンドル系で初めて作ったのが写真上のランタン。
パラフィンのワックスの外側にいろんな模様の紙を貼り付けている。
中にはティーキャンドルを灯している。
 
次に作ったのが、写真下の球形キャンドル。パームワックス(やしのワックス)でできている。
自然のままの色で着色せずに作った。写真では良く分からないが真っ白である。
直径約6cmで向きたての茹で卵のようなつるつる感がある。
 
  
ついでに言うとパームワックスなど植物由来のワックスや蜜ろうは、すすが出にくく空気を汚すことも少ない。
そして、石油由来のパラフィンワックスに比べて燃焼時間がはるかに長い。
エコというわけだ。
友達なんかに言わせると「そんなにロウソクって使う~!?」という意見が大半だが、ヨガをやっている私は瞑想のときに使うのだ!
トラータカにも使えるし。(参照:トラータカの記事↓)

明る過ぎない方が集中できるのである。
ロハスが提唱され始めてどれくらい経つかわからないが、あの手この手でロハスを実現している人は結構いるのではないかな…。
毎年大阪でも開催される「ロハスフェスタin万博公園」の来場者数は結構な数だ。
フェスタに比べれば地味だが、家の中で電気を点けずに少しの時間だけでもロウソクの灯りで過ごすのは「おつ」なもんである。
(…とか言いながら、PCでこの記事を書いている…)
自己満足の極みか!?

「うつむいていたら、虹を見つけることはできないよ(チャップリン)」

今日は3月25日。

 
給料日という方も多いだろう。
 
 
 
給料日で思い出すのは、小さい頃に見た「PAY DAY(給料日)」というチャップリン無声映画
 
給料日を英語でPay dayということもこの映画で覚えたのだが、あまり内容はよく覚えていない。
 
お給料をもらったが妻にほとんど巻き上げられる…というところしか[#IMAGE|S2#]。
 
ただ、あの独特のメイクと動きとで明らかに笑わせようとしているのだが、なぜか笑えなかったのを覚えている。
 
 
 
チャップリンの扮装にはどこか悲しげな雰囲気が漂っている。
 
よく言われていることだ。
 
ただただ笑えるだけの喜劇役者ではなかったので、喜劇王と呼ばれることとなったのだ。
 
そして、彼は名言を数々残している。
 
中でも好きなのがこれ。
 
You’ll never find a rainbow if you’re looking down.
(うつむいていたら、虹を見つけることはできないよ)
 
今の私には、「虹を見るためには上を向いていないとね」すなわち「どんなに辛くても開き直ったら希望の光も見えてくるよ」と聞こえる。
 
名言や本というのは読むタイミングによって本当に受け止め方が変わるもんですね…。
 

 
 
 
 
 
 
 

トラータカ VOL.4

「トラータカ」の最終回です。
VOL.2、3と同じように両目で見つめます。
 
 
-用意するもの-
キャンドル
1mほど離れたところに置きます。
メガネやコンタクトは外しておきましょう
 
 
【トラータカ】VOL.4
 
① 正座か結跏趺坐(胡坐のような座り方)で座ります。
② 30数える間、両目でキャンドルの炎全体を見つめます。
  (まばたきはせずに、炎の周りにオーラのような輝きが広がっているのを見つめます)
③ 炎とその周りのオーラのような輝き全体を目に焼き付けたら静かに目を閉じます。
④ 閉じた目の奥に炎のイメージを保ち続けます。
  (同時に自分の心も大きく広がってい行く様子をイメージします)
⑤ 両手のひらを10回ほどこすってから、3回ほど*プッシュ&リリース・パーミングにブラーマリを合わせて行います。
 
①~⑤を2ラウンド行います。
その後、**呼吸に合わせたプッシュ&リリース・パーミングとブラーマリに合わせたプッシュ&リリース・パーミングを5回ずつ行います。
最後に5回ほど瞬きをしてからゆっくりと目を開けます。
 
 
 
*詳しいやり方はこちら↓
 

 
**詳しいやり方はこちら↓
 

 

 
 
 

トラータカ VOL.3

「トラータカ」の3回目です。


VOL.2と同じように両目で見つめます。
 
 
-用意するもの-
キャンドル
1mほど離れたところに置きます。
メガネやコンタクトは外しておきましょう
 
 
【トラータカ】VOL.3
 
① 正座か結跏趺坐(胡坐のような座り方)で座ります。
② 30数える間、両目でキャンドルの炎の中のさらに中芯の先端部分を見つめます。
  (まばたきはせずに)
③ 他のことに心が動かされないように、集中して見つめていきます。
  (涙が出てきても流れるままにしておきます)
④ 30数え終わったら、5回ほどまばたきをします。
⑤ *プッシュ&リリース・パーミングを10回ほど呼吸に合わせて行います。
 
①~⑤を2ラウンド行います。
その後、5回ほど**プッシュ&リリース・パーミングにブラーマリを合わせて行います。
最後に20数える間目を閉じたままリラックスをしてから目を開けます。
 
 
*詳しいやり方はこちら↓をご参照ください。
 

 
**このパーミングは、プッシュ&リリース・パーミングにブラーマリ・プラーナーヤーマを合わせたものです。
手のひらで押さえる時に大きく息を吸って、緩める時に息を吐きながら蜂の羽音のような音を出します。
口を閉じてハミングをするように「ンー」という感じで音を出します。
両目の周りに振動が伝わるようにします。

トラータカ VOL.2

今日は「トラータカ」の2回目です。

 
VOL.1では片目ずつキャンドルの炎を見つめましたが、VOL.2は両目で見つめます。
 
 
≪用意するもの≫
・キャンドル
 1mほど離れたところに置きます。
 メガネやコンタクトは外しておきましょう
 
 
【トラータカ】VOL.2
 
① 正座か結跏趺坐(胡坐のような座り方)で座ります。
② 30数える間、両目でキャンドルの炎の縁の部分を見つめます。
  (まばたきはせずに)
③ 他のことに心が動かされないように、集中して見つめていきます。
  (涙が出てきても流れるままにしておきます)
④ 30数え終わったら、5回ほどまばたきをします。
⑤ *プッシュ&リリース・パーミングをします。
 
①~⑤を2ラウンド行います。
その後、5回ほど**プッシュ&リリース・パーミングを呼吸に合わせて行います。
最後に10数える間目を閉じたままリラックスをし、5回ほど瞬きをしてから目を開けます。
 
*プッシュ&リリース・パーミングの詳細はこちら↓を参照してください。

 
 
**このパーミングは、プッシュ&リリース・パーミングに呼吸を合わせていきます。
手のひらで押さえる時に大きく息を吸って、緩める時にゆっくり息を吐き出します。
 
 
 
 
 

こころの癒しとリラックスのための瞑想会

去る3月19日、大阪で開催された嵯峨嵐山瞑想堂観月庵さん主催の瞑想会に参加してきました!

 
真言宗阿闍梨さまから直接教えていただけるものです。
 
この日は、阿息観瞑想を十数名の参加者の皆さんと一緒に実践しました。
 
 
大きく息を吸って、吐くときに大日如来を意味するとされる「阿(あ)」の音を発しながら長く息を吐きます。
 
最初は息を自分のすぐ前まで届かせて、何回か繰り返して行ううちに次第に遠くまで届かせる意識を持って、
最終的には「阿」音が仏さまの国に達するようなイメージをしましょう、ということでした。
 
私としては自分の内部の空間と共鳴するような音声を出して実践したつもりです。
 
阿闍梨さまの誘導によってみんなで実践する訳ですが、自分の呼吸のペースに合わせて実践するので、
みんな同じタイミングで吸って吐く、というわけにはいきません。
 
ですが、ときどき他の参加者の方と「阿」音がハモったりすることもあります。
 
他の方と吐くタイミングが合って音が重なった時は、倍音の効果というのでしょうか、
「阿」音が達する範囲がぐんと広がったように感じます。
 
一体感です。
 
30分ほど続けていましたが、自分の周りを取り囲む空間とも一体化したような、他に例えようのない心地よさを覚えました。
 
阿闍梨さまのお人柄か場の雰囲気は終始暖かく、それにつられて(?)自分自身も暖かい心持でいられました。
 
終わった後は、大日如来様や阿闍梨さま、他の参加者の皆さんに対しても自然と頭が下がる、胸の前で手と手を合わせるようになります。
 
マナーとはこうだああだという知識はなくても、自然に、です。
 
「心が洗われる」とはこういう瞬間でしょうね!